SOMEDAY's Studio~改~Japanese Medaka

メダカのことが中心のブログです。それ以外のことも時々書きます。

冬の採卵は焦らずゆっくりと

皆さん、こんにちは!


(11度/3度)


明日は二十四節気の大寒です。暦の上では最も寒い季節になります。
今年も暖冬で大寒という言葉が当てはまらないのですが、メダカたちにとっては危険が少ない気温となっている佐賀地方です。これから2,3週間が寒さのピークとなり、時がすぎれば春の匂いが漂ってくるようになります。



時々お問合せを受けることのひとつに、冬場の加温での採卵で「なかなか卵を産まない」というものがあります。これはメダカのコンディションに拠る部分もあり、一概に答えるのは難しいのですが、加温したからと言って1週間や2週間では産んでくれません。
自然の中のメダカは、2月中旬から下旬になって春の訪れを感じる日が出てきて、暖かさが感じられる3月から4月上旬に、繁殖するための体づくりの期間を経て、4月中旬くらいから盛んに産み始めます。自然の中では2ヶ月もかかります。
それは屋内のメダカにとっても同じことで、少しずつ水温を上げていく中で、彼らも繁殖の準備を整えていきます。


11月など、寒くなってから日が浅い時期でしたら、産みが始まるまでには時間はかからないのですが、1月など、寒くなってから時間が経過していると、その分屋内加温の条件下でも産み始めが遅くなる傾向にあります。


先週の月曜日に家の中に連れてきた紅帝も今日で1週間になりますが、まだ産む気配はありません。水温は23度です。
飼い主が焦って水温を急に上げたりしても、すぐには産みません。急な水温の上昇は、メダカの体内のリズムを崩し、逆に良くない方向に行ってしまうこともあるかもしれません。


気持ちにゆとりを持ってメダカと向かい合えば、大抵は彼らもそれに応えてくれると思います。



今夜22時に、1セットですが松井ヒレ長黒蜂の販売を開始します。(22時に見れるようになります)
現在、産卵中ですので、水温と明るさの条件が整っていれば、スムーズに産卵してくれると思います。
オス1匹、メス2匹です。どうぞよろしくお願いします。




それでは今日はこの辺で。

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