SOMEDAY's Studio~改~Japanese Medaka

メダカのことが中心のブログです。それ以外のことも時々書きます。

加温設備、ヒーターのこと

皆さん、こんにちは!


(21度/11度)


昨日、ヒーターが2本届きました。

今となっては「無駄な買い物」になってしまいました(汗)


というのも、先日の記事で「2階の自室で孵化させるための許可を妻に問い合わせる」と書き、その翌日に「却下された」と書きました。
このヒーターは正に「2階の自室に発泡スチロール箱を置くことへの許可が下りること」を前提として、妻に聞く前に金曜日の深夜にポチッとしていました。ポチッとしたあとは、よぉーし、今年の冬は採るぞーーと、鼻息を荒くしながらもワクワクしていました。
却下されることは想定外だったので、昨日届いた2本はしばらくは使われることなくお蔵入りとなります。
こんなことなら一日待てばよかったと後悔していますが、メダカ中毒なので待つことができず、衝動的にポチっていたのでした。



ヒーターのことを書いたついでに、今日はそれについて少しだけ知ってる範囲で書きたいと思います。ちょっと長くなりますが頑張って書きますので、興味がある方はお付き合いください。



加温設備(ヒーター)の種類は大別すると3つあります。
「温度固定式」と「サーモとヒーターの一体型」、そして「ヒーターとサーモが独立している」もの。


温度固定式は安価ですが、温度が固定されているので使うシチュエーションが限定されます。
病気になった時に高温にできないので、結局温度調節機能がついた商品を買いなおす場合もあります。余談ですが、白点病の病原菌は、水温を30度程度にすることで死滅します。夏場に白点病に罹らないのはそういうことです。
メリットは、温度を検出する部分はヒーター管の中に収容されているので、水槽がスッキリします。


サーモとヒーターの一体型もサーモのセンサーが外に出ることはなく、すっきりしています。設定温度が狭い商品もあり、設定温度に幅がある商品は、それなりに高額です。


それぞれが独立しているタイプは初期のコストは高くなりますが設定温度の幅が広く、ヒーターが壊れたとしてもそのヒーターだけを交換すればよいので、長い目で見るとそれほど高額ではありません。センサーは独立している(ヒーターとは別になっている)ので、邪魔だと感じることもあります。


ご存知かと思いますが、ヒーターの容量が大きくなるにしたがって、価格も高くなっていきます。



画像のとおり、今回はサーモとヒーターが一体化している商品を購入しました。セールで安かったので。
今回買った商品の泣き所は、設定温度が22度から31度までと、幅がないこと。
できれば下は15度から感知できるタイプのほうが良いと思います。春になってメダカを外に出す前に、常温に慣れさせるためにも15度から調節できるものがベターです。数年前に旧ブログで書きましたが、エヴァリスのサーモは、下は6度から設定できる商品がありますので、特に屋外でヒーターを使う場合などにはベストな商品だと思います。ただし高額です。ウチには1台あるだけです。


ヒーターとサーモの故障は、メダカにとっては命にかかわることもあります。
だいたい故障した時には保護回路が作動して、電源がOFFになり当然水も冷たくなるのですが、一度だけ、逆にお湯になって煮魚になってしまったという、何とも恐ろしい話を聞いたことがあります。
屋内で冬採りをされる場合や冬場でも泳ぎを楽しみたい場合には必要な道具なので、安心できる商品を使いたいですね。



週末は、第一弾の寒波がやってくるようです。冬支度はお済みですか?こちら佐賀でも最低気温が5度の予報が出ています。真冬の5度は何ともないのですが、今まで暖かかった冬の入口で、いきなりの5度はメダカもびっくりすると思います。


メダカは適応できる温度範囲が広いのですが、やはり急な寒さというのは、何年飼育していても心配になります。5度で耐えることができない子たちは真冬を外で越冬するのは難しいので、メダカたちの様子を観察して、惨事が起こる前に玄関などに移動させてあげると良いと思います。


寒い季節になりますが、それを耐えた子たちのご褒美が、春の産卵という形で返ってきます。それを楽しみに冬を乗り越えたいですね。



それでは今日はこの辺で。

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