SOMEDAY's Studio~改~Japanese Medaka

メダカのことが中心のブログです。それ以外のことも時々書きます。

秋採りの子たちが春に合わせて産んでくれるために

皆さん、こんにちは!
(26度/19度)


今日はウチにいる10月採りの屋外加温組の子たちを、春に合わせて産ませたいので、考えている方法を書いてみます。
ある程度は屋内飼育にも当てはまりますが、屋内水槽はリビングルームなどに水槽を設置している場合、元々水温が高いので完璧に当てはまるかは分かりません。


10月末ごろ生まれのサファイアのチビたちですが、このまま加温を続けると、年末から年明けあたりには産卵が始まります。
生まれても水槽の置き場所がないので、産卵を後ろにずらすしか方法がないという背景があり、今回ご紹介する対策をとることにしました。


結論を先に書くと、加温時の温度設定を調節して少し寒さを感じさせ、軽めの越冬を経験させるというものです。


具体的な方法ですが、至って簡単です。
1)生後1ヶ月半から2ヶ月ちょい手前(10月末から12月下旬)までは、26度前後にして増体を図る。
2)2ヶ月ちょい手前から、3日に1℃ずつ水温を下げる。
⇒ちょうど1ヶ月で10度程度下げる計算になり、1月末には設定水温が15度になります。
3)設定水温が15度以下に調整できるサーモスタットであれば、2月は10度に設定しても良いと思います。設定値の下限が15度の場合は、そのまま春を待ちます。


たったこれだけです。
水温が15度あれば、毎日餌も食べます。少なめの給餌です。メダカは少しずつ大きくなります。
10度に設定するメリットは、軽めですが冬を経験することで、春の産み方が若干良くなることです。
10度に設定していても、なかには暖かい日もあるので、実際の水温はもう少し高くなる日があります。そんな日には餌を少し与えたほうが良いと思います。


屋外で冬を越したメダカたちの春の産みの勢いは、屋内のそれとは違います。(もちろん例外もあります)


広く知られていることですが、メダカの産卵の条件に「日照時間13時間以上」「水温20度以上」という目安があります。
これはあくまでも目安で、例外はたくさん見受けられます。ウチでは前回の水換え(11月上旬)のとき、外で産んでいるメダカもいました(汗)


10月末に生まれた屋外加温のサファイアは、上記の3ステップで管理する予定です。
10度もあれば、越冬に失敗する可能性は低くなります。
現在26度に設定しているので、1ヶ月後あたりから水温を少しずつ下げて管理します。

それでは今日はこの辺で。
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