SOMEDAY's Studio~改~Japanese Medaka

メダカのことが中心のブログです。それ以外のことも時々書きます。

メダカの病気に注意

皆さん、こんにちは!
(18度/12度)


寒いっ!今日はこの一言に尽きます。風が強く、体感温度はかなり低かったです。


気温の変動が激しく、メダカが体調を崩しがちな気候です。
病原菌は冬は活動を休止するので、暖かくなり始めた3月と4月は眠っていた菌類も活発になるので、この季節は病気になることも珍しくはありません。


ウチも綿被り病や白点病を患う子たちが出てしまい、薬を使いました。


病気の予防、逆の言い方をすると病気を患う原因はいくつかあります。

  • 日照不足
  • 状態が良くない飼育水
  • 過密飼育、etc.


どれかひとつ当てはまる程度は大丈夫なこともありますが、条件が重なると発症する可能性が高くなります。過密飼育でも、日当たりがよく水の状態が良ければ大丈夫なこともあります。
2つ以上当てはまる場合には、速やかに対策を講じたほうが良いと思います。


日照不足→日当たりを確保
状態が良くない飼育水→水換え
過密飼育→数を減らす


至ってシンプル。誰でも思いつく対策です。全部出来ているかどうかは別として(笑)
全てをクリアしている桶は、細菌以上にメダカの活性が高いので、菌を寄せ付ける可能性が低くなります。


病気で困っているときは、今一度環境の見直しをしてみると良いと思います。


気温の変動で餌食いにもムラが出てくるので、暖かい日も寒い日も、同じ餌の量ではなく加減をしたいところです。


最後にもう一つ。
メダカのイベントに来てくださるお客さんと話す機会に恵まれていて、ふと気付いたのですが、「病気になった」→「メチレンブルーを投薬した」というケースを良く耳にします。
しかし何でもかんでもメチレンブルーが効果を発揮するかといえば、それは「NO」です。
メチレンブルーは万能薬ではありません。万能薬に近いのは「塩」です。初期症状が確認できたり、病魚薬が手元にない場合に塩を使うと、好転することも多いです。塩は手元に置いていて損はしません。水槽のサイズにもよりますが、60リットルサイズのタライであれば、0.5%の食塩水を作る場合には300グラムほどの塩が必要です。
数kg常備しておくと、万が一の時に安心です。

それでは今日はこの辺で。
×

非ログインユーザーとして返信する