SOMEDAY's Studio~改~Japanese Medaka

メダカのことが中心のブログです。それ以外のことも時々書きます。

終わりよければ。

皆さん、こんにちは!
(23度/11度)


今日はメダカの話ではありません。


本日を持って、会社に40年近く勤めていた古株の女性社員Aさんが、定年という形で去って行きました。自身が勤めている会社は、従業員が数名という小さな会社です。そのため、組織に仕事が付随するのではなく個人に仕事が付随する、つまり換えが効かない、あまり良くない体制です。去年、その代わりとして一人の女性Bさんが入ってきましたが、Aさんの抜けた穴を埋めるには程遠いです。


このAさんと私自身は馬が合わず、6年間いびられて来ました。自身はずっと耐えました。しかし昨年の夏ごろからちょっとしたきっかけで雪解けして、今は普通に会話をするようになっていました。いびられた日々は過去のこととして、私は水に流しました。
そんなAさんが今日の終業後、「色々辛くあたった時期はすみませんでした」と謝ってきました。
私が「いいですよ。終わりよければ・・です(笑)」と答えると、Aさんの顔の表情が少し緩んだ気がしました。


最後に従業員の前で挨拶をされたのですが、Aさんの挨拶が終わって自身が最初に拍手をすると、周りも拍手しました。
11月に送別会をするのですが、1年半前の自身だったら絶対参加しなかったと思います。
雪解けしたあとの昨年、数人の従業員から「長い間、良く耐えたね」とねぎらいの言葉をかけられたほどです(笑)
学生時代にしていたアルバイトで嫌な上司がいたのですが、「この人の仕打ちを我慢できれば、きっと社会に出ても耐えられるようになる」と自分に言い聞かせてバイトを続けました。
今思えば、その時の上司は可愛いものでした。ドラゴンボールのように、この敵を倒したら次はもっと強い敵が出てくる、そういうのが社会です。
そこで踏ん張るか否かは個人の自由だと思います。


ただ、「会社が自分に合わなかったから辞めた」ということを平気で口にする人がいますが、それはちょっと違うと考えます。会社に雇われている以上、自分が会社に合わせるのが当たり前であって、会社が一人の従業員に合わせてくれることはありません。嫌なら自分で起業して社長になれば良いだけです。そうすれば会社の中では自分の思い通りにできます。それができないのであれば、食べいくために自分が折れなければなりません。


また、今回のように6年も我慢できないのであれば、心身の健康のために辞めて次の職を探しても良いと思います。この時は「自分に合いそうな会社」ではなく「自分が馴染めそうな(合わせることができそうな)会社」を選ぶこと。これが大切だと思います。これは実際に働いてみないと分からない、難しい部分ではありますが。
斯く言う自身も、およそ7年前に、心身の健康のためにそれまで勤めていた小さな会社を辞めて、今の会社に勤め始めました。蓋を開けてみると、Aさんという大きな壁がありました(笑)


生きていく(食べていく)ために仕事をするのであって、会社でのストレスで心身に不調をきたすのでは、本末転倒だと思います。
人間関係の悩みは辞める理由の上位に位置すると思います。これが上手くいっていれば、業務内容で躓きそうなときは周りが助けてくれることも多いです。


今の会社に入社した当時、「Aさんはあと何年かで定年だから、それまで頑張る」というマインドでしたが、今では「辞められるのも寂しい」と思うフシもあります。来週からの仕事が大変になるから、という理由もありますが(苦笑)


雇われている以上我慢することも必要ですが、あまりにも辛い時には自分の身を大切にすることを優先して良いと考えます。


今日はちょっと考えるきっかけがあったこと、会社の節目になったことや金曜日の夜で時間に余裕もあったので長文になりました。
明日はTJめだかさんご一家と、先日のイベントの打ち上げをします。二日連続でメダカの話ではない可能性が高いです(笑)


それでは今日はこの辺で。

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