SOMEDAY's Studio~改~Japanese Medaka

メダカのことが中心のブログです。それ以外のことも時々書きます。

アナログ式pH計測器

皆さん、こんにちは!
(36度/27度)


やっと暑さのピークが過ぎようとしています。
今年の夏は過去最大級のタフなシーズンでした。これからは、夏採りした子たちの育成に励むことができます。


アクアショップに足を運び、pH計測器を買ってきました。


水草水槽を手がけたことがある方はご存知だと思いますが、ADA社のpH測定器「ドロップチェッカー」です。


これは試薬の色を色見本と比較してpHを読み取るというアナログ式のpH測定器です。


機器自体は、ガラス製でおしゃれな佇まいです。


今回のように試薬とセットで販売されていますが、試薬単品でも販売されています。
実家の水草水槽で使っているので試薬だけが欲しかったのですが、試薬単体のパッケージはメーカー欠品中とのことだったので、測定器(ドロップチェッカー)もついでに買いました。
価格はセットで3500円+税、試薬単品で1500円+税だったと思いますが、気になる方はADAのサイトでチェックしてください。
なお、このADA社の製品は、ネット通販では販売が禁止されており、一部のアクアショップ(ADA特約店)で販売されています。




試薬とドロップチェッカーです。あとは、換えの吸盤と水槽の水をドロップチェッカーに注ぐための小さいスポイトが付いています。


試薬をドロップチェッカーに1滴垂らして、スポイトで測定する水槽の水を注ぎ、吸盤で水槽の壁面に固定した様子が下の画像です。

水槽の照明が消灯したあとに撮ったので、画像では色味が分かりづらいかもしれません。
試料がグリーンになっています。


これを色見本と比較します。


読み方(色の比較)に慣れてくると、現在のpHは7・0~7・2だと判ります。


このドロップチェッカーの長所と短所を挙げてみます。購入の際の参考にしてみてください。
【長所】
・24時間、ずっとモニタリングしているので、水のpHがいつでもわかる。
・試薬が長持ち。一回の設置で1滴を使いますが、この状態で1ヶ月はもつ。
・おしゃれで水槽の飾りみたいな感じがする。
・ガラスなので落として割らない限り、永久に使うことができる。


【短所】
・水槽ごとに設置する必要があり、初期投資が高い


元々は水草水槽に常設し、水のpHから二酸化炭素の溶け具合を判別するための製品です。そのpHを見ながら、水槽に添加する二酸化炭素の量を調節するというのが目的です。


ガラス水槽が1本や2本という方で、デジタルpHメーターを買うか迷っている方は、この製品を選択肢の一つに加えるもの良いと思います。


何といっても、常設型なので24時間確認することができることと、一回買ってしまえば故障の心配もなくランニングコストが抑えられるという点がイイです。


メダカの飼育水のpHは、いつもいつもチェックする機会はないと思いますが、「こういう面白い製品もあるよ」的な感じでのご紹介でした。


それでは今日はこの辺で。

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