SOMEDAY's Studio~改~Japanese Medaka

メダカのことが中心のブログです。それ以外のことも時々書きます。

メダカには「胃」がない

皆さん、こんにちは!


(12度/4度)


一昨日注文したチェアが早速届きました。早っ!


元々手頃な価格だったというのもありますが、ポイントを使って1脚あたり1000円で買えました。
飲み物を置けるようになっており便利そうです。座り心地は1000円にしてはイイなと思いました。元からあった4脚と合わせて8脚です。大挙してゲストにお越しいただいても大丈夫です。寒い日には外にストーブを引っ張り出して、熱い飲み物でも飲みながら談笑できればと思います。



今日も冷えました。日中も12度までしか上がらず、さすがに12月だと感じました。
今日はこの季節のメダカの給餌について少し書いてみます。


ご存知の方も多いと思いますが、メダカには金魚と同じように「胃」がありません。
これを踏まえて金魚と照らし合わせて書いてみます。


メダカの餌は大別すると、ペレットや粉餌などの人工飼料と、ミジンコやブラインシュリンプ、ワムシなどの生き餌の二つがあります。
生き餌の方が消化が良く、お腹に優しい餌です。ただ、生き餌は誰でも簡単に与えることが出来るわけではありません。生き餌の確保の問題もあります。
生き餌の消化時間は金魚の場合は2時間~と言われています。
一方の人工飼料ですが、物にもよりますが消化時間はだいたい3時間~だそうです。


魚類は変温動物であるためこの消化にかかる時間は、水温によって腸の働き方(消化速度)が違ってくると思いますので、15度などの低水温時には、もっと遅くなることが予想されます。
水温が高いと餌食いが良いのは、消化にかかる時間が短いということも関係しているのかもしれません。


寒いけどメダカが浮いて来ており餌を食べるという状況の下では、この消化時間から逆算して餌を与えるのもひとつの方法かもしれません。
午後4時を過ぎると水温が低くなります。それに伴いメダカの消化器官の働きも鈍くなることが予想されます。
暖かい時には3時間程度だった人工飼料の消化時間も、4時間やそれ以上に長くなっているかもしれません。
それらを考えた場合、正午~午後1時くらいまでの、少しの量の餌であればOKだと判断し、ウチでは日差しがありメダカが浮いてきている時には、少しだけ与えていますし、食べてくれます。
もちろん、12月以降は餌を切るというのもアリだと思います。ただし、完全に餌を切ると、2月には結構メダカが痩せています。春の足音と共にメダカの食欲も湧いてくるので、そこから2ヶ月ほどかけて春の産卵に備え、体力を持ち直させることも正解の一つだと思います。
ただ・・・自身は意志が弱いので、メダカが喜んで(勝手にそう見えるだけかも)餌をパクパクする様子を愛でたくて、つい餌を与えてしまいます。
自然界の中でのメダカは、冬場に腹が減ったら何か少しは食べていると思います。


あとはよく言われる青水での越冬。これこそメダカが空腹を感じたら、好きな時に植物性プランクトンを食べることができる、最高の環境だと思います。
ただ・・・自身は冬でもメダカを目で見て楽しみたいので、敢えて青水にはしていません。そのため、冬でも少しは餌を与える必要があると感じています。


メダカたちには申し訳ないのですが、メダカ飼育は趣味として人間が楽しむことが前提だと、自身は捉えています。そこは人間の都合に合わせてもらう部分だと感じています。


「青水+餌切り」なのか、「更水+餌やり」で行くべきか、どちらにしても愛情を持って接してもらっているメダカであれば、飼い主の希望に応えようとしてくれると思います。どちらか一方を正解・不正解というのは難しいです。大切なのは、ちゃんと向かい合って接してあげることかな・・・と。これは大正解だと思います。


書いているうちにタイトルの「メダカには胃がない」からぶれてしまいましたm(_ _)m
長文・駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。


それでは今日はこの辺で。

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