我が家の屋内水槽の水換え方法
皆さん、こんにちは!
(18度/10度)
最初は、1週間後に迫った今年最後の展示即売会の案内をさせてください。
フラワーウッドさんにて開催いたします。
マリアージュロングフィンの若魚も数セット連れて行きます。加温飼育です。水温28度以上が推奨です。興味がある方はご来店ください。
それでは本日の記事に移ります。
午前中は屋内水槽の水換えに精を出しました。ブラックダイヤダルマの針子水槽を除いた7本です。
過去にも屋内水槽の水換えについては一度投稿したことがあるのですが、それをアップデートする意味でも、今の屋内水槽の水換え方法を書こうと思います。
屋外の水換えとの違いは「全換水が難しい」という点が挙げられます。
ヒーター類を取り出したり、水槽を流しに持っていくなどすればできるのですが、ウチではそこまではしません。
どうしても「割水」での「部分換水」になりますので、庭のタライよりは水換えの頻度を若干多くして対応しています。
自身がやっている手順をご紹介します。
先ずは水槽内の汚れを落とします。
ウチでは専用のスクレーパーを使っていますが、定規だったりカッターの刃だったり、難しければスポンジでも良いと思います。
スクレーパーや定規などを使うと、コケが纏まるので吸い出しやすくなります。
この点では、スポンジはコケが水の中に拡散してしまうので、ウチではやっていません。
コケをこそぎ落としたら、ホースを使ってバケツに排出します。
ヒーターが空気に触れると故障するので、水面に出てしまわないよう注意して抜きます。最も確実で安全なのは、ヒーターのソケットを抜くことですが、なかなか面倒なのでそれはしていません(笑)
1回の排水では全てのゴミは取り除けませんが、それは仕方ないです。
続いては水を水槽に注水するのですが、ウチでは便利なコック付きバケツを使っています。
このバケツの細部は下のようになっています。
裏面には溝があり、そしてコックが取り付けられています。
溝は水槽の角にバランス良く乗せられるようになっています。
▲ ▲ ▲水槽の角に乗せた様子です▲ ▲ ▲
この溝が優れています。溝に嵌めて設置すると、落下することはありません。
新しい水を満たしたバケツを水槽の角に置いてコックを開くと、水が水槽内に注水される造りになっています。
▲ ▲ ▲コックの開閉具合で注水量は調節できます▲ ▲ ▲
水を少しずつ注水することのメリットは、温度変化の曲線を緩くすること。
ぬるま湯を作って注ぐのがベターだと思います。うちもそうしています。冷たい水を注水すると、水を換えた水槽のヒーターが一気に作動して、ブレーカーが落ちます(笑)
ヒーターが作動しないように、元の水より少しだけ水温を高くしたぬるま湯を使っています。
このバケツは5リットル(満水で6リットル程)で、コックを全開にした場合、だいたい水が落ちてしまう時間は5分ほどです。
一気にドバっと水を入れるよりは、5分かけて入れたほうが、生体に優しい水換えと言えます。少しずつ水質合わせも出来ます。
5リットルなので女性も片手で持ち運びができます。効率が上がるよう2個揃えると良いと思います。
今日ご紹介したコック付きバケツは、チャームさんで買いました。耐久性も抜群で、10年以上使っています。たった数百円で、安全で効率が良い水換えができるようになります。新しいメダカを導入した際の水合わせも簡単に出来てしまうというスグレモノです。
是非一度試してみていただけたら、便利さが分かる道具だと思います。